石川 洋平
2019/06/29
ウェブ制作やカタログ制作で、モノという形で商品写真がないジャンルで役に立つのがイラストレーション。抽象的な世界観やサービスが商品の場合は、イラストに頼ることが多いです。3案メインビジュアルを提出するなら1案はイラスト案が入ることも多いです。
業界でいうと
などがあげられると思います。Appleのサイト見ながら、こんなカッコいい商品があったらサイト作るの楽だろうなぁとか考えたりします。(実際は商品があっても別の難しさがありますけど)
私たちは誰1人美大を出ていません。(いっておけば良かった、、)デッサン力や美術の知識もたいしてありません。だけどテクニックだけで描けたりもします。本格的なイラストや強い個性が求められるイラストはイラストレーターさんにお願いしましょ。
この記事ではビジネスで使えるデザイナーのイラスト6種をご紹介します。
俯瞰視点のイラストの描きかたです。邪道かもしれない描き方ですが、なかなか重宝します。
利用シーンとしては
などあちこちで、それっぽくオシャレにみえるので使い勝手が良いです。場が持つ心強いイラストレーションです。
以前、こんなことをツイートしました。デザイナーやイラストレーターがイラストについてどう思うかは関係ありません。
大事なのはクライアントや世間一般がどう思うかです。躊躇なくつかいましょう。
デザイナーはイラストレーターではないって指摘をうけることがあるんですけど、ペンツールや下書きを描いて作成するイラストって「かなり描く力」が必要なんですよね。
そういうときには、楕円ツールやマスクなどのテクニックを使って、イラストを描いてしまいましょう。デザイナーならバランス能力に長けているので、イラストを描く自信がなくてもこれぐらいなら描けます。
難点としては、正面図しか描きにくいという点です。
など使い道は限定されるものの、髪型や顔のパーツを変えるだけで家族キャラのできあがりです。
ペンツールをフルに活用するイラスト作成のパターンです。一つ前のパターン とはうって変わって、ペンツールの技術を使ったアメコミ風のイラスト作成方法です。
アメコミ風に作るには、線を塗りで作るというトリッキーな方法があります。ペンツールに慣れてくると、手で描くより楽だったりします。
これもイラスト作成に自信がないデザイナーでも描けるレベルです。ようはトレースです。似てないわけがないイラストがカンタンに描けます。
これは似顔絵という利用シーンが限定されますが、多数のノベルティで芸能人の似顔絵がはいったグッズを作成したときに使った覚えがあります。
俯瞰イラストとは違うアプローチでカンタンにメインビジュアルなどに使えるイラストの描き方です。ドット絵ってすごく手間がかかりそうなイメージがありますけど、これもカンタンに描けます。
クライアントに描くのが大変そうって思われてるのは、結構おトクな技法だったりします。
きっちり描きこめばメインビジュアルとしても使えます。
手間を取らず、ちょっとオシャレに見せるテクニックの一つです。
3Dのイラストやパース画はデッサン能力がなくても描けます。Illustratorの3D機能を使えばいいのです。
アイデアさえあれば、プレゼン資料に使えるレベルのものはできます。細かいパースが狂ってるのがわかってる部分もあるのですが、時間と手間の配分を見ながら描きます。
クライアントは気にしません。大事なのはそこにあるものは商品が魅力的に映るかどうか。それで本物がイメージできるかどうかです。
プロモーション企画の仕事のときは、売り場でのイメージ図はよく出てくるはずです。そのときは、イラレの3D機能をつかっちゃいましょう。
などで重宝する機能です。
デザイナーならイラストを描けて当然でしょ?みたいにクライアントから思われると思うんですけど、デザイナーなら誰もがイラストを描けるというわけでもありません。
そんなときは、Illustratorのソフトの力とテクニックでイラストは描いてしまいましょうというのが私の考えです。
もちろん本格的なイラストはイラストレーターさんにお願いするのが一番ですし、その場合も多いです。
石川 洋平
普通の4大在籍中に、美大などに憧れを持ちつつ、コピー機を使ったコラージュなどでデザインに目覚める。DTP、ムービー、Web、3D、一通り経験したのち、最終的に作ることから、ウェブマーケティングで売ることにジョブチェンジする。
コメントを投稿する