堀内 良太
2019/06/20
Photoshopには変形という機能があります。
かなり定番の機能ですが、2018年10月のアップデートで色々と改変がありましたので、使い方の説明と変形を使って出来るグラフィックの使用例をご紹介します。
変形の使用方法を説明します。変形内にはいろんな機能があります。
ワープ機能以外はショートカットcommand+T(winならctl+T)で利用することができます。頻繁に利用する機能なのでショートカットがおすすめです。
変形の基本的な機能です。画像の大きさを変更します。周りにあるハンドルをクリックしたまま画像外側にスライドすると画像が拡大します。反対に画像内側にスライドすると縮小します。
OPTIONを押しながらスライドすると画像の中心を支点として大きさが変わります。
SHIFTを押しながらスライドすれば、比率を無視して自由に変形することができます。
いろんな形に調整ができます。
command(winならalt)を押しながら角をクリックしてスライドさせるとスライドした方へまっすぐ傾いていきます。
command+shift(winならalt+shift)を押しながらクリックスライドすると、クリックした角が自由に変形します。
command+option(winならalt+option)を押しながらクリックスライドすると、クリックした角がまっすぐ傾き、反対の角も傾きますが、クリックした角とは反対方向へスライドします。いわゆる台形の形になります。
command(winならalt)を押しながら画像の辺のハンドルをクリックしてスライドさせるとひし形に変形します。
command+option(winならalt+option)は上下(左右)の位置はそのまま平行にスライドし、ひし形に変形します。
command+option+shift(winならalt+option+shift)は上下(左右)が平行にスライドし、ひし形に変形します。
四隅の近くにカーソルを寄せるとカーブのあるハンドルが出てきます。それをクリックして角度を変えましょう。SHIFTを押しながら回せば90度ずつ回転します。
編集→変形→ワープを選択します。いろんなところをさわって動かしてみましょう。部分的にゆがみが入ります。角にあるつまみは画像内上下左右の幅を調整します。
変形の機能を利用して作った例をいくつか紹介します。
などなど
他にも使い所はたくさんあるのでこちらの記事を参考に試してみてください!
現行のPhotoshopは比率を維持した拡大・縮小をSHIFTを押さないで操作しますが、従来のPhotoshopではSHIFTを押しながら行っていました。
2018年10月以降のアップデートで従来の操作方法に変更する設定が追加されました。
どちらがいいかは分かりませんが、筆者は10年以上従来の方法で操作してきたので、改変があった時は非常に面倒くさかったのを覚えています。今はもうなれてしまっていてどっちがいいのか分からなくなりましたが。。笑
そちらの方法もこちらに追記しておきます。環境設定→一般で従来方式の自由変形を使用することができます。
堀内 良太
フォトレタッチとイラスト作成が得意なフリーランスのデザイナー。デザインがなんだかアメコミっぽくなる習性がある。ヒップホップを愛する。
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