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SNS経由ではじめてイラストレーターさんに発注しました マーケティング

SNS経由ではじめてイラストレーターさんに発注しました

石川 洋平

2019/02/22

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はじめに

自分の周りにはフリーランスやデザイン会社、大なり小なりの広告会社のデザイナーやイラストレーターが一定数います。去年、某大手企業から年賀状を数百パターンおさめて欲しいという依頼がありました。納期は3週間ぐらいだったと思います。

 

周りのできる人をかき集めて、かき集めて、150種類ぐらいのイラスト付きのデザインを作成しました。当初の要望の1/3ぐらいが限界でした。

 

この仕事のあたりから、もやもやしていました。今の人脈では少ないと、、何をするにしても。SNS経由で仕事をお願いするなんて、頭の片隅にもありませんでした。

 

そんな私がtwitter経由で仕事を発注するというお話です。

 

なんとなくTwitterをはじめて、ご発注するまで

デザイナーの知見共有のためのサイトを2018年11月ごろに作成しました。はい、このサイトです。SEOのコンサルの仕事もやっているので、当初は、検索エンジンにどう対応させるかしか考えていませんでした。

 

SNSといえば、ほったらかしのFacebookや、拡散機能が弱いのであまり興味の持てないInstagram、twitterもちょこちょこと別垢でやっていましたが、数年前のほぼ放置のアカウント。

 

仕事でクライアントのSNS運用には、ときどき口出す癖に、自分のSNSは放置。勉強がてら作ってみようとアカウントを作ってみようと思いました。

 

twitterをやって気がついたこと

このサイトのアカウントなので、デザイナーやイラストレーターやウェブ系のエンジニアの方々とつながりたいと思い、いろいろ検索してみると、「デザイン案件募集!」「イラスト描きます!」といった方々がこのtwitterの世界にはたくさんいらっしゃることを知りました。

 

 

このようなツイートをすると、たくさんの反応をいただきました。正直びっくりしました。[たくさん反応いただいたのに、まだ全然発注できていません。ごめんなさい、記事スピードが追いつきません。。順番にご相談いたしますので、気長にお待ちください。]

 

実際にご発注する流れ

そんなご縁で、今回発注させていただいたぶちこ@イラストの依頼募集中さん 

 

 

まず、ぜひともお願いしたいなと思った理由が、

 

  • 日々のツイートを拝見して、誠実さをかんじること
  • また描かれるイラストが我々の描くタッチにはないこと
  • twitterでの活動が頻繁、放置されたアカウントではないこと

 

ということで、DM、その後は仕事なのでエビデンスを一元化したいためメールに切り替え、想像通りのとってもスムーズな流れでお願いできました。

 

そして描いていただいたイラストがこの記事です。

 

 

う、うまい。。

 

そんなにちゃんとした括りはないのですが、私たちの中には本業のイラストレーターはいません。商業デザイン業務に特化したイラストレーターまがいの集団です。本業の人はやっぱりうまいなと、全員で口を揃えて言いました。

 

企業はSNSでつながりのキッカケを作るべき

今回はじめてお願いして実感しましたが、企業はSNSを使ってフリーランスの方々と積極的につながりを作らないともったいないと思いました。

 

クライアント受託仕事は座組みの安全性が重要

わたしたちは仕事により大なり小なり規模の違いはあれど広告デザイン、広告イラストの仕事をしています。もちろんSNSの空間の中で仕事の受発注がありえることを知らないわけではないのですが、全くと言っていいほど頭には入れていません。

 

時間がないのです、そこから探している時間は。また一定のリスクもあります。納期がない中でのリスクある発注は私は絶対にしません。これは金額の問題ではなく、クライアント受託仕事はいかにリスクない座組みをするかが勝負なので。

 

もったいないことに、完全に日頃の広告仕事とSNSは断絶されています。外注のデザイナーやイラストレーターやエンジニアを日々さがしているのに、、です。たぶんおそらく多くの広告代理店やデザイン会社も同じだと思います。広告界隈で、SNSで探したっていう話は、ほぼ聞きません。私たちの周りだけの可能性はありますが、その場合はごめんなさい。

 

まずは自社サイトのリスクがない案件から

そのため、いきなりクライアントの仕事をお願いするのは少々難しく、まずは余裕があり、リスクのない自社サイトや自社媒体でお願いしてみて、関係性を構築してから、クライアントの仕事をお願いするという流れがベストかと思います。このサイトを媒介にして、いろんな方と繋がれたら、弊社としても非常に価値を発揮するサイトとなります。

 

わたしが仕事をご発注する際に気をつけていること

広告代理店時代からフリーランス、自分の会社を経て、これだけは気をつけようというのがあります。それはどんなに苦しい案件でも、出口の一つは必ず開けているということです。

 

お金か納期の片扉は必ずあけておくという発注

発注する案件で、納期かお金の出口があいている状態

自分が仕事の依頼をうけて、嫌だなと思うのが、どっちも出口が閉まっている案件です。お金の力で納期の扉をこじあけることはできます。

 

お金がなくても納期があれば、隙間時間を利用できるので、効率よくお金を稼ぐことはできます。

 

しかし、どっちも閉まってたらもう八方塞がり状態です。ですので、必ずどっちかの扉はあけておいて欲しいと思いますし、それを発注側にまわったときは心がけています。

 

デザイントレッカーはブランディングのためのサイトなので、現状はそれほどイラストやライティングに大きなお金は出せません。すみません、言い訳っぽい感じがしてきましたが。。

 

ですから、こちらの仕事をご依頼をさせていただくときは、リーズナブルな価格で、納期はながーーーくとり、隙間時間にやっていただくという形でご依頼させていただいています。

 

ぶちこさんのご紹介

今回ご依頼させていただいたぶちこ@イラストの依頼募集中さんのご紹介をさせていただきます。

 

ぶちこさんプロフィール

秋田県横手市在住のフリーのイラストレーター。高校生の時にゲームイラストのお仕事を担当したのをきっかけに行政様から企業様、個人様まで幅広く描かせて頂いてます。

絵柄は様々で、1番得意なのは美少女系。地元の新聞でイラスト連載しています。好きな物は納豆ごはんと甘いもの、刀剣です。

 

ぶちこさんの作品抜粋

美しい色使いの作品から、商業用っぽいもの、漫画テイストのものなど幅広い作品を作られています。

 

年賀状

 

ぶちこさん作品

ぶちこさん作品

 

 

とにかくどんなタッチでも描けるという感じですね。ご興味のある企業やフリーの方は、ぜひぶちこ@イラストの依頼募集中さん までtwitterのDMをしてみてください。非常にやりやすい、きっちりした方なので企業側も安心していただけると思います。

 

石川 洋平

普通の4大在籍中に、美大などに憧れを持ちつつ、コピー機を使ったコラージュなどでデザインに目覚める。DTP、ムービー、Web、3D、一通り経験したのち、最終的に作ることから、ウェブマーケティングで売ることにジョブチェンジする。

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