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オブジェクトをきれいに並べる!Photoshopの整列・分布機能を大解剖! Photoshop

オブジェクトをきれいに並べる!Photoshopの整列・分布機能を大解剖!

堀内 良太

2020/05/01

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はじめに

Photoshopにはイラストレーターと同じように、オブジェクトを整列・分布させる機能があります。この機能をうまくつかいこなすことで、デザインやグラフィックイメージをきれいにみせることができます。また、時間の短縮、作業の効率化をはかることができます。

 

今回はPhotoshopの便利な整列・分布機能をひとつひとつ紹介していきます。

 

レイヤー(オブジェクト)の整列・分布機能

整列・分布と簡単に書きましたが、そもそも整列と分布ってどういうことなのか、少し説明しておきたいと思います。

 

整列はその名前のとおり、列を整える、揃えることで、オブジェクトの端の部分と別のオブジェクトの端の部分を揃えて並べるということです。

 

そして分布とは、3つ以上のオブジェクトを均等に配置することをいいます。分布は、均等に並べるので当然、オブジェクトが3つ以上ないと機能しません。整列は2つでも機能します。それらをふまえたうえで整列機能を覚えていきましょう。

 

整列はその名前のとおり、列を整える、揃えることで、オブジェクトの端の部分と別のオブジェクトの端の部分を揃えて並べるということです。  そして分布とは、3つ以上のオブジェクトを均等に配置することをいいます。

 

オブジェクトを整列や分布をさせる方法はとても簡単です。まずはレイヤーパネル内にある整列させたいレイヤーを複数選択します。shiftを押しながらクリックで複数選択できます。

 

オブジェクトを整列や分布をさせる方法はとても簡単です。まずはレイヤーパネル内にある整列させたいレイヤーを複数選択します。shiftを押しながらクリックで複数選択できます。

 

そして画面左側パレット内にある「移動ツール」を選択します。

 

画面左側パレット内にある「移動ツール」を選択します。

 

すると、画面上部に整列のアイコンが表示されます。ここをクリックするか、

 

すると、画面上部に整列のアイコンが表示されます。ここをクリックするか、

 

横の3つの点のアイコンをクリックすると、すべての整列アイコンが羅列します。

 

横の3つの点のアイコンをクリックすると、すべての整列アイコンが羅列します。

 

縦に整列

まずは縦に揃える整列です。

 

左に合わせて縦に並べる

画面上部にある整列のアイコンが並んだ場所の一番左側をクリックします。

 

もしくは右側にある3つの●が並んだアイコンをクリックすると整列メニューがずらっと並んでいますのでここの一番左を選択します。左側に整列しました。

 

画面上部にある整列のアイコンが並んだ場所の一番左側をクリックします。

 

真ん中に合わせて縦に並べる

同じ用に左側から2番目にあるアイコンをクリックします。

すると、2つのオブジェクトの端から端の中間地点に整列します。

3つ以上の場合はそれぞれの端から端の中間の平均値の位置に整列します。

 

同じ用に左側から2番目にあるアイコンをクリックします。

 

右に合わせて縦に並べる

オブジェクトの右に合わせて整列します。

選択した一番右端のオブジェクトに対して整列します。

 

選択した一番右端のオブジェクトに対して整列します。

 

横に整列

次に横一列に並べます。

 

上に合わせて横に並べる

選択した一番上のオブジェクトに合わせて整列します。

 

選択した一番上のオブジェクトに合わせて整列します。

 

真ん中に合わせて横に並べる

2つのオブジェクトの端から端の中間地点に整列します。3つ以上オブジェクトがある場合は、2つのオブジェクトの端から端の中間地点を平均した位置に整列します。

 

3つ以上オブジェクトがある場合は、2つのオブジェクトの端から端の中間地点を平均した位置に整列します。

 

下に合わせて横に並べる

選択したオブジェクトの下端を基準に分布します。

 

選択したオブジェクトの下端を基準に分布します。

 

レイヤーを分布させたい場合

次はレイヤーの分布です。

 

上に合わせて縦に分布させる

選択したオブジェクトの上端を基準に分布します。

 

選択したオブジェクトの上端を基準に分布します。

 

真ん中に合わせて縦に分布させる

選択したオブジェクトの垂直方向中央を基準に分布します。

 

選択したオブジェクトの垂直方向中央を基準に分布します。

 

下に合わせて縦に分布させる

選択したオブジェクトの下端を基準に分布します。

 

選択したオブジェクトの下端を基準に分布します。

 

左に合わせて横に分布させる

選択したオブジェクトの左端を基準に分布します。

 

選択したオブジェクトの左端を基準に分布します。

 

真ん中に合わせて横に分布させる

選択したオブジェクトの水平方向中央を基準に分布します。

 

選択したオブジェクトの水平方向中央を基準に分布します。

 

右に合わせて横に分布させる

選択したオブジェクトの右端を基準に分布します。

 

選択したオブジェクトの右端を基準に分布します。

 

等間隔に分布させたい場合

3つ以上のオブジェクトを等間隔に分布させたい場合に利用できます。これは使う頻度の高い分布です。

 

横に均等に分布する

選択したオブジェクトの間隔を横に均等に分布します。

 

選択したオブジェクトの間隔を横に均等に分布します。

 

縦に均等に分布

選択したオブジェクトの間隔を縦に均等に分布します。

 

選択したオブジェクトの間隔を縦に均等に分布します。

 

指定のオブジェクトを軸に揃える

次は、指定したオブジェクトを基準に整列させる方法です。やり方は簡単です。例えばオレンジのオブジェクトに合わせて整列させたい場合。

 

次は、指定したオブジェクトを基準に整列させる方法です。  やり方は簡単です。  例えばオレンジのオブジェクトに合わせて整列させたい場合。

 

さきほど同様、整列させたいレイヤーをすべて選択します。 shiftを押しながらクリックすると、複数選択できます。

 

さきほど同様、整列させたいレイヤーをすべて選択します。 shiftを押しながらクリックすると、複数選択できます。

 

command(windowsならctrl)+レイヤーの小窓をクリックします。

 

command(windowsならctrl)+レイヤーの小窓をクリックします。

 

選択範囲が作成されます。

 

選択範囲が作成されます。

 

整列を選択すると、選択範囲を作成したオブジェクトに合わせて整列します。

 

整列を選択すると、選択範囲を作成したオブジェクトに合わせて整列します。

 

アートボードを軸に整列する方法

ここまではオブジェクトを基準に整列させるやりかたを紹介しましたが、ここからはアートボードを軸に整列させる方法です。

 

画面上部の3つのボタンをクリックすると、パネル右下に整列と書かれたプルダウンメニューボタンがあります。

 

画面上部の3つのボタンをクリックすると、パネル右下に整列と書かれたプルダウンメニューボタンがあります。

 

ここをクリックすると、選択かカンバスかを選べますので、「カンバス」を選択しましょう。

 

ここをクリックすると、選択かカンバスかを選べますので、「カンバス」を選択しましょう。

 

あとは整列させたいオブジェクトを選択し、整列ボタンを押すと以下のような並びになります。

 

あとは整列させたいオブジェクトを選択し、整列ボタンを押すと以下のような並びになります。

 

レイヤーの自動整列

類似した複数の画像を1枚の写真のように配置することができます。例えば写真の構図が悪い3枚の写真があったとして、それぞれ合わせると使えるというような場合、便利です。

 

被写体が同じだけど撮影された角度や場所が違う画像があった場合、それらを選択して整列させると、Aiが識別してちょうどいい場所でならべてくれるという優れ機能です。

 

整列させたいレイヤーを選択し、「編集」→「レイヤーを自動整列」を選択すれば整列できます。

 

整列させたいレイヤーを選択し、「編集」→「レイヤーを自動整列」を選択すれば整列できます。

 

すべてを同じドキュメント内にひらきます。

 

すべてを同じドキュメント内にひらきます。

 

そうしたら整列させたい画像をすべて選択し 「編集」→「レイヤーを自動整列」を選択します。

 

そうしたら整列させたい画像をすべて選択し 「編集」→「レイヤーを自動整列」を選択します。

 

レイヤーを自動整列パネルが出現します。 自動設定を選択し、OKをおします。

 

レイヤーを自動整列パネルが出現します。 自動設定を選択し、OKをおします。

 

3枚の画像が自動整列して違和感なく1枚の画像としてみることができます。

 

3枚の画像が自動整列しました。

 

不要な部分をトリミングすれば完了です。

 

 

なかなか優秀ですよね。

 

 

以上が整列・分布記事でした。

 

 

堀内 良太

フォトレタッチとイラスト作成が得意なフリーランスのデザイナー。デザインがなんだかアメコミっぽくなる習性がある。ヒップホップを愛する。

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