illustratorが無料というのは現実的には無理です!

Illustratorが無料で使えるわけがない

Illustrator　無料で検索するとたくさん無料でダウンロードできる！という記事があがってきますよね。おいおい、ダウンロードできてもインストールはできないよというのが結論の記事です。

たしかに、IllustratorCS2はダウンロードできます。ご丁寧にシリアル番号まで明記されています。これはあくまで、サポートの切れたIllustratorCS2の正規購入者のために用意された救済策のダウンロードページです。

といってもIllustratorCS2が無料でダウンロードできるならしたいもの。CC契約者ですので、いまさらCS2を使う必要はないんですが。

結論からいうと、実際落とせるのは落とせるのですが、全く使えません。対応PCが古すぎるためです。化石のようなPCでウイルスの危機に怯えながら、遅くてしかたがない作業をするなら別ですが。

Windows 版

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CPU:Windows 2000 （Service Pack 3 または 4） 日本語版、Windows XP （Service Pack 1 または 2） 日本語版

 

OS:Windows 2000 （Service Pack 3 または 4） 日本語版、Windows XP （Service Pack 1 または 2） 日本語版

 

Macintosh 版

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CPU:Power PC G3、G4、または G5 プロセッサを搭載したコンピュータ （G4 または G5 プロセッサを推奨）

 

OS:Mac OS X v10.2.8 ～ 10.4 日本語版 （10.3.4 ～ 10.3.8 を推奨） ※PowerPC G5 の場合、Mac OS X 10.3 以上が必要

 

出典：必要システム構成： Illustrator CS2

これがIllustratorCS２の動作環境です。G3、G4、G5、XP！エモいPCが並びます。

とはいえ、、

IllustratorCS2をダウンロードしてみる

IllustratorCS2はダウンロードしてみました。お、落とせるではないか！ということでインストールしてみます。

やっぱり無料ではつかえない

インストールすると、「adobe Illustrator CS2はこのディスクにインストールできません。Mac OS拡張形式ではないドライブへのインストールはサポートされていません。」のアラートが。

Javaのバージョンを落としてもダメ

インストールできないと、うなだれていたら、Macが古いアプリケーションをインストールするならJava for OS X 2017-001はどうだ？ってサジェストしてきます。

Java for macOS 2017-001 は、macOS 10.13 High Sierra、macOS 10.12 Sierra、macOS 10.11 El Capitan、macOS 10.10 Yosemite、macOS 10.9 Mavericks、macOS 10.8 Mountain Lion、および macOS 10.7 Lion 用のレガシー Java 6 ランタイムをインストールします。

 

出典：ダウンロード – Java for OS X 2017-001

ダメやん。やっぱりダメやん。インストールできません。

Illustrator CS2をそれでも使いたいなら化石PCに

あくまでAdobeCS2正規ユーザーのサポート版なので、自己責任ですがどうしても使おうと思ったら前述の化石PCを使う他ありません。

化石PCはウイルスの嵐なので覚悟を

古いPCやOS環境ではウイルスの嵐です。どうなっても良いという覚悟の上で。そしてその作成データを他人に送らないでください。どんなウイルスが入ってるか予測不能です。

IllustratorCS2で作られたデータは周りが迷惑

私は、印刷のオペレーター業務も兼務しているデザイナーですが、古いIllustratorとのやりとりは非常に不便です。しかしながら、CS2まで古くなくても古いIllustratorを使われている企業様は多い印象にあります。パッケージ版でとどまっておきたい気持ちもわかりますが、受け手は非常に困ることが多いです。